寒さとハタハタが足りない秋田の冬
'25.01.20今年も秋田の冬は例年になく暖かい。かつては窓ガラスが凍りつくような厳しい寒さが当たり前でしたが、近年はそれがあまり感じられなくなり、ありがたいようなちょっと寂しいような。
さて、みなさんは今季のハタハタ、食べましたか?以前はハタハタ汁と言えば一人で10匹も20匹も食べたものですが、今はすっかり高級魚の仲間入りです。一匹食べるのにもお財布と相談です(T_T)。
ハタハタは淡白ながら独特の風味、ウロコの無い特有の食感と食べやすさ、そして身の淡白さを覆すような固くて(笑)濃厚なブリコ!冬の食卓に欠かせない存在でした。しかし、温暖化の影響か、ハタハタの漁獲量は年々減少し、スーパーで見かけることもすっかり少なくなってしまいました。
歯科医の視点から言えば、食生活の変化は口腔内の健康にも影響を与える…、
なんて固い話は置いておいて、
ハタハタ、ブリコのような旬の食材を味わう、
「なんでも美味しく食べられる、みんなと一緒に同じものが食べられる」というのが人生で何よりも大切なことと思います。
歯医者はそれのお手伝いができる人生の友です(笑)
歯科医院は痛いところと思わずに、床屋・理容室感覚で通っていただいて「食」という人生最大の楽しみのお手伝いができれば幸いです。
ハタハタ汁とブリコを再びたくさん味わえる日が来ることを願いつつ。
文:iVa