歯科医師コラム

新型コロナウイルスに対する歯科診療における留意事項

'20.07.17

 各都道府県での緊急事態宣言が解除されても各地で新型コロナウイルス感染は続いておりまだまだ気が抜けない状況です。歯科医療機関では新型コロナウイルス感染症の臨床現場での感染防止対策や留意事項について、通常診療での標準予防策に加えて様々な感染防止措置を行い、最大限の感染防止に努めています。具体的には、診療室内のエアロゾル対策として口腔内バキュームの的確・確実な操作。エアータービン、超音波スケーラーなどの適切な水量調整。ゴーグルまたはフェイスシールドの積極使用。歯科用ユニットおよびその他の接触部位の消毒やドアノブなど高頻度接触部位の清拭。患者さんの健康チェックや待合室や診療室の定期的な換気の徹底、玄関入り口への消毒剤の設置。受付職員へのマスク、フェイスシールド等の装着などに留意し、十分注意しながら診療を行っております。

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